子だくさん
ご年配のお客様に、兄弟の多かった人がいます。
その数なんと10人。
昔はほとんどの人が子沢山。
昭和初期に生まれた方達はだいたい
5人以上の兄弟がいます。
そこで疑問。
戦争は昭和20年に終結したけど、
そこまでは食糧難で、避難の連続。
夫は兵隊とられ・・・という生活。
医療だって今とは比較にならないですよね。
いったい、どうしてそんな状態なのに
子沢山なのだろう
①結婚年齢が早い。
②夫は比較的早い時間から家にいる。
TV パソコンなどがない。遊ぶことがない?
ようするに、早く寝て、仲良くするって事ですかね
③気がつくと、子供がお腹にいる状態になっている。
(生理前症候群や筋腫 子宮内膜症などの
病気になりにくい)
④ごちそうやスイーツなどは 食べられなかった。
卵 砂糖はぜいたく品。
肉類はたまにキジとか、鶏、スズメなどの鳥が
多かったそう。 その他、タンパク源としていなご(バッタ)、蜂の子などの虫も美味しく食べたそうです。
⑤季節・時間とともに生きた。
他にも色々あるのですが、大雑把にまとめるとこんな感じです。
それとこれはキーポイントではないかな、と思うんですが、
冷蔵庫がない。
だから傷む前に食べる。野菜ももぎたてを食べる。
冷蔵庫で寝かせる時間が無い分、新鮮なものを食べていたという点。 それと、冷たいものを飲む・食べることができない。
また、虫がいるから、と加熱調理が当たり前だった
そうです。
お日様が昇ったら起きて体を動かし、沈んだら寝る。 季節に応じた旬のものを食べる。 自然の流れに沿った生活
いくらなんでもこの通りに生活するのは難しいけど、取り入れられる事は少しでも取り入れたいですね
まとめ買いをして冷蔵庫や冷凍庫で保管が
当たり前になってしまっていますが・・
でも夏野菜は夏にしか食べないでみる
なるべく新鮮な旬のものを選んで調理するなど
できることはしてみましょう。
昭和30年代以降の世代からは、
子供の数がずい分減りましたよね。
冷蔵庫・テレビ・洗濯機など『3種の神器』と呼ばれるものが出てきた時期とかぶります。
生態系の研究の本によると、生活が貧しかったり、
危険な環境に囲まれると、人間は「子孫を絶やすな!」という本能が働き、
生殖活動が盛んになるそうです。
今でも貧しい国で子沢山なのは、人間の本能なのですね。
当たり前ですが、人間も、自然界の一員なのです。